ニュース＆トピックス

10月9日（木）に幼児教育学科保育実習報告会が行われました。

　幼児教育学科2年生は、8月から9月にかけて保育所・児童養護施設・障害者施設においておよそ10日間の実習に2回取り組みました。この報告会は、2年生にとっては実習で学んできたことを改めて振り返る場であるとともに、1年生にとっては先輩の報告を聞いたり先輩に質問したりすることで来年の保育実習に対するイメージを具体的にする場でもあります。

　本学での最後の実習を終えた学生たちからは、充実した実習をさせていただいてきたことが伝わってくる報告が多数なされました。特に施設実習を経験した学生は、複雑な背景を抱える子どもや障がいがある方との関わりあいを通じて、人とのコミュニケーションについて深く考えるきっかけを得てきたようです。

　また、1年生が2年生の報告に対して自分の言葉で積極的に質問する姿も大変印象的でした。1年生は8月に附属認定こども園での観察実習を終えたこともあり、入学当初と比べ保育現場や実践に対する関心が高まっている様子が質問の内容や姿勢からみられました。

　短期大学での2年間という限られた時間では、実習報告会といった学生同士の交流が重要な学びの場になっていることを改めて感じさせる報告会でした。